上 の小部屋
「盗まれた貴婦人」 | ||||||
ロバート・B・パーカー 加賀山卓朗訳 早川書房
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残念ながら本年1月、作者のロバート・B・パーカーは77歳で他界しています。 |
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本作は私立探偵スペンサーが主人公の、スペンサー・シリーズの38目の番作品です。 読みは初めて16ページ目には事件が発生するというスピード感が、その後の展開を期待させます。 |
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あらすじ スペンサーは大学美術学部の教授から交渉人として現場に行くので護衛をして欲しいと依頼される。交渉はスムーズに運ぶと思われたが、教授は殺害されてしまう。 護衛の依頼に失敗したスペンサーは、持ち前の責任から事件の真相に迫りまるが彼自身も命の危険にさらされます。 |
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やがて思いもよらぬ陰謀が浮かび上がり・・・・ スペンサー自身も大変魅力的な人物ですし、彼が交わす会話もとても洒落ています。 強力にお勧めします。 |
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